走行距離 274.7km
今シーズンのマラソンも終わりました。
PBも3分弱更新できた。
1年頑張って3分か、という気がしないでもないがまぁいいや。
シーズンオフなので気ままに走りたいところだが、2年前にエントリーしたOSJ奥久慈の繰り越しが5月末に入ってました。
エグいコースで有名なこのレースだけど、今年は更にエグくなっているようで、60kmで累積5000mらしい。
しかも毎年暑くて完走率が50%くらい。
トレイルなんて去年の信越五岳以来走ってないので、のんびり休んでられない状況です。
とりあえず高尾でも行きたいところけど、まずは足慣らしで近所のアップダウンのある公園を1時間グルグル。
それでも若干筋肉痛になるほど弱ってました。
ま徐々に戻していきますか。
さが桜マラソンを走ってきました。
関東近辺でこの時期に適当なレースがなかったのと、どフラットなコースという事で佐賀まで遠征です。
マラソンでは初の遠征。
ちなみに私は河川敷が苦手なので板橋は選択肢にありませんでした。
お昼すぎに佐賀に到着。せっかくなので近くを軽く観光などして時間をつぶす。
佐賀城
頭を悩ませたのは食事。
私は胃腸がとても弱いので、前日に脂っこいものはNG。そして出来れば炭水化物を多く摂りたい。
googlemapで調べまくってもこれといったお店が見つからなかったので、結局スーパーのお弁当になってしまった。
トレイルのレースとかだとそこまで気にしないけど、マラソンの場合は食べすぎてもダメ、食べなすぎてもダメ、食物繊維ダメなどなど…シビアすぎてツラい！
快晴・無風！
絶好のコンディションだ。
朝食は
おにぎり×2、おはぎ×2、オレンジジュース
会場へはカステラをパクつきながら徒歩で20分くらい。
体を起こすにはちょうど良い距離だった。
更衣室は体育館みたいなところが開放されていて、そこで着替えてそのまま荷物も置いておくスタイル。
混雑もたいしたことなく、何よりも完全室内なのが嬉しい！もし雨だったとしてもノーストレスだと思う。
湘南国際で整列が遅れて痛い目にあったので、今回は50分くらい前に更衣室を出てスタート地点へ向かった。
スタート地点へ着くとまだ10人程しか並んでなかった。今並ぶと最前列になってしまう。
さすがにそれはマズいので道路の縁石に座って日向ぼっこしながらしばしリラックスタイム。
頃合いを見て整列し、最前列から5ｍ位の好位置ゲット。
目標はもちろんサブ3。
でも直前の練習で4'15の巡航はまだまだキツく、うまく疲労が抜けて調子が良ければワンチャンあるかな、くらいであまり期待しないようにしていた。
幸いサブ3のペーサーがすぐ近くにいたので、ちょうど良い目安になると思ってスタートした。
前方のスタートだけあってみんな速い！
つられないように「ゆっくりゆっくり」だけ意識して、今日の自分のコンディションを探る。
足はとても軽い。でも呼吸がちょっとキツイ。
2km通過。
手元の時計では4'16、4'20。
このペースでも呼吸は落ち着かず、これ以上のペースアップはムリ！と心肺がアラートを上げている。
しかもペーサーはだいぶ前へ行ってしまった。
・・・。
「サブ3はムリだ」
この時点で無理にサブ3は狙わないことを決める。
でも、今の呼吸の感じからしてこのペースで走り切るは難しそうだし、もうペーサーはとっくに見えないし、頭がプチパニックになってしまっていた。
4kmくらいで最初の給水。
かなり暑くなりそうな予報だったので、とりあえず一口。
これが良かったのか、急に力が抜けて落ち着けた。
5km 21'18
思ったよりだいぶいいペースで、思わず2度見。
ペーサーはかなり早かったんだな。無理について行かなくて良かった。
ここからはペースは意識せず体感で、最後まで走りきれるペースの上限を探りながら走っていた。
落ち着いたところで再度状態を確認してみることに。
今日は足は軽いからこっちは大丈夫そうだ。
問題は心肺。
ラクをしすぎるといきなりペースが落ちてしまいそうだったので、息がギリギリ上がらないペースを維持するのがポイントな気がする。
10km 42'41(21'23)
15km 1:04'16(21'35)
20km 1:25'48(21'32)
思ったよりもだいぶ良いペースで走れている。
足は全然大丈夫だが、呼吸はギリギリを攻めているのでいつ破綻するかわからない。
そんな恐怖心を抱えつつも、もしこのまま30kmまで行ければ少し上げられるかも、なんて期待が持てるくらいには余裕があった。
ハーフ 1:30'31
22kmくらいで吉野ヶ里歴史公園へ入る。名前のとおり吉野ヶ里遺跡がある公園だ。
10年以上前に一度来たことがあるので、入り口は見覚えがあった。
公園内はとてもキレイで思わずキョロキョロして観光気分。
公園出口で給水所を発見。ここには「さがほのか」があるはずなので楽しみにしていた。
少しペースを落として確実にゲット！
酸味があってウマい。
マグオンとアクエリで口の中がずっと甘かったのでスッキリした。
公園を出ると進行方向が変わって向かい風になった。
といっても恐らく2mくらいのそよ風なのだが、ハッキリとキツさを感じる。
慌ててランナーの後ろに入るがキツイのは皆んな同じなのだろう、ペースが落ちていく。
まだ25km。単独で出て行くには早いと思いそのまま付いて様子を見ることにした。出来れば30kmまでは我慢したい。
25km 1:47'38(21'50)
この区間はとても長く、そしてペースも遅く感じた。
あとで確認すると4'23とかだったのでそこまで落ちていたわけではなかったけど、時計を見ていなかったので分からなかった。
このままもう少し我慢をするか、単独でペースを上げるか。。
27kmくらいだったか、我慢できずに抜かれたランナーを目標にペースを上げることにした。追いついて引っ張ってもらおうと考えたからだったが、全然追いつかない！むしろ差が広がっていく。
見誤ったか。。
周りを見てもペースの合いそうな人はいないので、腹をくくってこのまま単独で押し通すことにした。
ペースは少ししか上げていないはずのなのに、いきなり呼吸がキツくなった。
心肺は完全に閾値を超えていたので、まだ15kmもあるのかと考えると絶望感しかなかったが、幸い足はまだちゃんと動いているので、心を無にして足を動かした。
30km過ぎのスライド区間でサブ3のペーサーとすれ違う。目測で1分半くらいか。
思ったより離れていなかった。
30km 2:09'25(21'47)
35km 2:31'35(22'10)
40km 2:54'37(23'02)
ここまで来るとベストの更新は確実。
後はどこまで更新できるかだが、モチベーション的には弱くいまいち気合いが入らないので、ペースの維持に専念する。
といっても必死で、出力は100%。気合いで無理やり120%にするモチベーションがなかっただけ。
最後の給水所にはブラックモンブランがあったけど、当然取る余裕なんてなかった。
40kmを過ぎた辺りで腹筋が攣りそうになってきた。
今回のレースは終始呼吸がキツかったからそのせいかもしれない。
ゴールは陸上トラック。スパートする気力もなかったのでそのまま淡々とゴールした。
3:04'56
3分弱ベストを更新できた。
トラック内の芝生で横になる。
達成感も開放感も悔しい気持ちも何も感じず、とにかく「無」の時間だった。
マラソンのゴール後はいつもあちこち痛くてバキバキな感じなのにそれもなく、普通に歩けるし。
「出し切ってないじゃん！」と思うかもしれないけど、そんなことはない。はず。。
ちなみにこのレースの素晴らしいのがここから。
更衣室へ向かう動線で、様々なものがもらえます。
覚えてるだけでも、アミノバイタルゴールド、いちご、プチトマト、飲むヨーグルト、ドリップコーヒー、お餅、牛乳、エアーサロンパス、佐賀の銘菓。
ブラックモンブランソフトもあったけど、これは有料(笑)。お金なんて持ってないわ！
まずは大会について。
過去に出場したどの大会よりも素晴らしかったです。
スタート前・ゴール後の動線が全てノーストレス。
これは大会の規模にもよると思うけど、荷物預け・トイレ・スタートの整列も全然混雑しない。
コースも噂どおりどフラットでした。
日帰りで行ければ絶対毎年出るのになー。遠征費がなー。
レースの結果については、今年もサブ3は届きませんでした。
というか挑戦権すらありませんでした。
ネックはやはりスピード。
今回のレースは終始足は余裕があり、呼吸がキツかったです。
ちゃんとスピ連をしろって事ですね。
去年も同じ反省してましたが、100kmレースが3本あったのでそれを言い訳にサボってました。
やはりサブ3するにはサブ3集団に付いて走るのが良いに決まってる。
なので最低限、序盤で集団に付いて行けるスピードは必須ということか。
集団についていけなかったことで早々に目標をベスト更新に切り替えざるをえず、いまいちモチベーションが上がらないレースとなってしまった。
レース後のダメージの少なさを考えると、最後フォームを崩してまでガムシャラに追い込むことはしていないと思う。
もっと追い込めばもう少しタイムが縮まったかもしれないけど、その気力が全く無かった。
1秒を削り出すために1年間必死こいてトレーニングをしているのに、メンタルで簡単に1分ロスしてしまう。
マラソンは面白い競技だな、と改めて思った。
おわり
さが桜マラソンの4週前、ということで板橋月例でハーフを走ってきました。
目的はサブ3ペースの4'15での余裕度の確認です。
PB。
90分切れたのも初。
天気が良く風もないので、参加者が多い。
混雑を避けるため前目からスタートしたら突っ込みすぎた。
周りに合わせて走っていたけど、少しペースが早い。4'11くらい。
5kmくらいまで付いていたけどペースが落ちる気配がないので、離脱してそこからは単独で。
15km過ぎから徐々にキツくなり、ペースの維持で精一杯という感じになってきた。集中力も切れてきたが、何とか粘る。
それでも最後は少し上げられたので、まだ余裕はあったかも。
にしても4'15での巡航はやっぱりちょっとキツかった。このペースでフルは無謀な気がしてきた。
走行距離 457.1km
過去最長。
正月休みが暇すぎてウズウズしてきたので、ロング走を決行。
隅田川を経由して水元公園へ。そこから江戸川をひたすら北上した。
あまり行き過ぎると駅が無くなりそうだったので、途中で方向転換して大宮駅まで。
久しぶりのロング走だったけど全身の疲労感がとても心地よかった。走っている時間は余計なことを考えないので贅沢な時間の使い方だと思う。
その他には30kmペース走を2回。
感覚としては、今のところ省エネで走れるペースは4'20くらいまで。このペースなら走り続けられるイメージが湧くけど、これ以上だともう1段階出力を上げる必要がある。
この上限を上げるためにはスピード練習だ。
苦手なレペ・インターバルだ。
ちょー久々にやってみた。
インターバル 1000m×5
1000m×3(3'42,3'44,3'40)+500m(1'49)+400m(1'22)
4本目途中で沈。
レペ 300m×5
'55,'53,'55
こちらも3本で終了。。
くそ弱くなってる！
のびしろだな。うん。
走行距離 321.6km
湘南国際の後は少し長めに休みを入れた。
その湘南国際は撃沈したわけだけど、原因としてはレースペース近辺での練習が圧倒的に不足していたと思う。
夏はロングレースが多く、その後も回復に当てる期間が長かったので正直時間が足りなかった。まぁそうなることも覚悟した上で湘南にエントリーしたわけで。
ある程度想定してた結果なので、「あぁやっぱりな」と思った次第です。
さて、そうなるとやることは決まってて、具体的には
・レースペースの90～95%の30km走
・レースペースの105～110%のペース走
憂鬱になるほどではないけど、毎週続けるにはちょっとしんどいメニュー。
去年はそれぞれ週1でやってたら徐々に疲労が溜まってきて、レースが近づくにつれてどんどんタイムが遅くなっていった。
あぁ嫌な記憶が蘇る。
追い込みすぎず、余裕を残して走りきれるようなペースコントロールをしていきたい。
いきなり結果から。
3:22'45
やっちまった。
見事すぎるビルドダウン。
撃沈レースは振り返りたくないけど、ちゃちゃっと。
天気 晴れ
最高気温 15℃
品川始発の東海道線。余裕で座れた。
写真では人いっぱい！に見えるけど、会場が広いので混雑感はあまり感じなかった。
9時スタートなのでのんびり準備をしてトイレに並ぶ。
20分前にスタート地点へ向かうと、Cブロックから人がぎっちりで前へ行けない。。
8:30整列開始とはそういう意味か！
Aブロックまでは行けると思ってた。
焦っているうちにスタート。
案の定渋滞で進めなく、コース幅も2車線分しかないのでスペースもほぼなし。
脇の縁石に乗ったり下りたりして少しづつ抜くも、最初の1kmは5'00。
強引に前に行こうとしてもスペースが無いので、我慢するしかなかった。結局バラけて来たのは5kmくらい進んでから。
そこからもハーフくらいまでは同じペースの人は皆無でずっと抜きっぱなしだった。
そんな感じなので周りに合わせて淡々とって訳にはいかなかったので、序盤はペースに意識を集中させた。
時計にペースを合わせるのではなく、体感で無理なく走れるペースを刻むと4'22～4'28くらいに落ち着いた。
思ったよりもペースが上がらないなぁ。
でもこれ以上上げると出力を上げる感じになるので、恐らくもたない。
とりあえずハーフまでこのまま様子を見ることにした。
19km過ぎの江ノ島で折り返し。
加速する時に少し足が重く感じ、ハーフあたりでは明らかに動かなくなってきた。
出力を上げて対応するも4'30を超える。
そして25kmでピタリと足が止まった。
早すぎるだろ。
時計に5'00の表示を見たところで粘る気力もなくなり、その後はズルズルとペースダウン。
まだ15kmもあるよー。
ペース遅いと寒いな。
歩きたいけど歩いちゃうと時間かかっちゃうな。
ってな煩悩と戦いながら何とかゴール。
最後にマイボトル給水について
給水はコップ用意しないからボトル持って走ってね！
って事なんだけど、個人的には無しかなぁ。
ノースフェイスの腰ポケット付きパンツにサロモンのフラスクを入れて走ったけど、やっぱり揺れるし重さも感じるので、タイムを狙うのは難しいかなと思った。
でも給水所は200m毎にあって、水以外にもスポドリ・麦茶・カルピスなどなど種類も充実していたので、ファンラン勢にはかなり良いシステムだと思う。
