お散歩おじさんがサブ3と100マイルを目指すはなし

サブ3と100マイルを目指す練習日誌です。

【レースレポ】OSJ奥久慈50k 2023

2023年5月28日。

OSJ奥久慈50k走ってきました。

結果は13:51:52で完走。

ウワサ以上のキツいコースで、初めてDNFしたくなりました。

写真なんて撮る余裕がなかったので、さっくり振り返ります。

 

スタートまでの経緯

レースにエントリーをしたのは2021年。

そこから延期になり、更にエントリー権を1年繰り越しました。

その間に距離が3km延び、累積標高が1000m多くなったのに制限時間が30分しか長くならないという鬼仕様にバージョンアップ。

元々完走率が50%くらいなのに、こりゃ30%くらいだな。。

 

しかもマラソンシーズンが終わったばかりなので、トレイルは半年以上走っていない。

という事で、慌てて練習しました。

 

・高尾でトラサル → がっつり筋肉痛

・生田緑地 → 大雨で4hの予定が2.5hで終了

・1周で累積30mの公園をグルグル → 飽きた

・自宅マンションの階段を汗だくで往復 → ヤバいヤツ

 

本気で完走できるか心配でした。

 

スタート~CP1(持方)

新コースなので情報がありません!

コース図と関門時間を見ていくと、CP1が17kmで関門が3:30。ここがちょっとキビしそうか。

 

スタートして3kmはロード。周りに合わせてキロ5'30くらいで進んだ。

しばらくするとトレイルの入り口に到着。そして渋滞。

トレイルに入ってからも傾斜がキツく走れないため、終始前後に人がいる状態だった。

 

コースは想定通り細かなアップダウンがかなり多く、走れる箇所はほぼ無い。

当然抜くことも出来ないので、ペースがいくら遅くても前の人についていくしかなく、時間がどんどん経過していった。

試走をしたらしき人は「これじゃ関門間に合わない」って言ってる。

 

まぁでもどうしようもないし、スタートの位置から推測すると半分よりも前の順位にはいるはずなので、これで間に合わなかったら救済とかもあるんじゃ?くらいに考えていた。

 

そんなこんなで関門の16分前にCP1到着。

CP1での関門アウトは20%くらいだった。

 

CP1(持方)~CP2(月待の滝)

その後も変わらずキツいアップダウン。そして前後に人。。

さらにこの区間は30kの選手が前からやってきてすれ違いなので、詰まる詰まる。

この辺りから走ってて「つまらない」と思うようになってきた。

トレランやっててつまらないと思ったのは初めてだ。次のエイドでやめようかな、という考えもよぎる。

メンタルがやられ始めている気がしたので、意識して補給をするようにした。

 

袋田のエイドの少し手前でようやく気持ちよく走れるトレイルになる。

ここでは今までの鬱憤を晴らすようにブッ飛ばした。

どんどん道を譲ってくれるので、サイコーに気持ちがいい。

結局全コースを通して走れるトレイルはここだけだった。

 

袋田のエイドを出ると「デビル5マイル」と呼ばれる、事前のコース紹介で脅かされまくった区間に入る。

簡単に言うと、エグい区間が5マイル続くよ、ってことだ。

 

確かにエグかったけど、特別キツいとは感じかなったと思う。

なぜなら、ここまでのコースも相当エグかったから。

 

もう少し具体的に説明すると、傾斜はかなりあるけど上り・下りそれぞれの区間が短く、上りキツいなと思ってもすぐ下りになるので、我慢できる。

しかもここでも前後に人がいて、基本的についていくだけなので足も温存できた。

 

CP2(月待の滝)~CP3(持方)

エイドを出るとしばらくはロード。

基本的に走れる区間がほぼ無いコースなのでロードはチャンスタイムなのだが、アスファルトが硬すぎて走りたくない。

ちょっとでも上り傾斜になると歩いていた。

 

袋田の滝付近は観光客やお土産屋さんもあり賑やかで楽しい。

が、その後は延々と階段地獄が続いた。

傾斜もキツく何度も立ち止まる。

デビル5マイルなんかよりもこっちの方が全然エグいわ。

少し気持ちも悪くなってきたので、かむかむレモンを摂取。唾液を出せば胃が落ち着く気がした。

 

CP3(持方)~CP4(湯沢峡)

覚えてないw

なぜか元気で上りは結構プッシュしてた気がする。

リザルトを見ても区間タイムは結構良い。

 

CP4(湯沢峡)~ゴール

ここへきての鎖場。3点支持じゃないと登れない岩場。

コース設計者の狂気を感じた。

 

足も一気に動かなくなってペースが落ちていった。

今考えるとちょっと補給を怠った気がする。

残り3kmはロードなので、距離を逆算して、キツいトレイルはあと少しか、と自分を励ました。

でも最後は竜神大吊橋まで階段上がるんだよな。。

 

ロードまで出て時間を確認すると、制限時間は問題なし。

急ぐ理由がなくなったので、走ったり歩いたりのんびり進んだ。

 

最後の階段も袋田の滝と比べると全然たいしたことなかったので、淡々とクリア。

吊り橋を渡ってゴール。

タイムは13:51:52。

 

まとめ

やはり奥久慈は半端なかった。

 

ここまで走れないトレイルは初めてで、苦手な北高尾が延々と続いている感じがツラく、もうお腹いっぱい。

 

最終的な完走率は36%。

気温が高くなく、コンディションが良かったせいか思ったより高い気がした。

でも晴れててもズルズルの箇所が結構あったので、雨降ったら相当下がると思う。

それくらいエグエグなコースでした。